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ねぎびとブログ

開発

葱を初めて8年目。
1年目に雑草との戦いで左手の親指をやられた。
人生で一番頑張って、一番完敗した。
完膚なきまでに自然界にやられた。
それまでの自分が積んできた経験、知識、努力など一切通用しない。
どうしたらいいかわからず、畑で何百回も泣いた。
泣いても叫んでも頑張っても自然界には届かない。
一切の情などない。
だけどそれが彼らを守ってきた秩序であり僕らが進化を遂げる為の〝愛〟だった。
その辛い辛い経験は〝雑草を生やさない〟方法を僕に考えさせた。
何ヶ月か前に、その技術の元に何名かの機械の開発者などが集まった。
僕はそこで自分が編み出した方法論やヤンマーSKー65の使い方などを報告した。
すると、数名の技術開発の方が行って見てみたいとの事で来ていただいた。
僕が伝えさせ頂いたのは、〝これまで〟の管理機の使い方と〝これから〟次世代の管理機(SKー65)がこうあるべきではないかという事。
実際に使っている人じゃないとわからない事も多い。
しかし、ヤンマーの方々はしっかりと耳を傾けてくれた。
どうやったら農家の方々が楽になるのか。現状はどうなのか。
この機械はこういう意味で作られた。
色んな事を教えてくれた。
僕はこういう〝想い〟は野菜を作っている方々と機械を作っている人は同じなんだ。
もっと農業を良くしよう。
〝志〟は同じじゃないか。
現場は違えど〝同志〟である。
心からそう思えた。
一緒に開発を進め、日本中の葱を作っている方々がもっと良い葱をもっと楽しく、もっと楽に、もっと拘れる様になる機械が作れれば、農業界や葱界に少しでも恩返しが出来るのではないかと思っています。
忘れられない言葉がある。
寅さん、もし万が一完成したらこれはねぎびとさんだけで使いますか?
それとも全国の葱農家さん達が使えるようにしたいですか?でした。
もちろん答えは一つですが、メーカーとして日本の農業を良くしたいんだ。という想いが伝わり、夜中それを思い出して作る人だけではなく、知らなかっただけで多くの同志がいるじゃないかと胸が熱くなった。
農業初めて8年目。
さらに農業に対する想いが熱くなった。
今年も絶対に負けられない。
ライバルでも天候でも相場でもない。
自分自身にだけは負けたくない。
〝日々に勝る修行なし!〟
初代葱師

更新日:2019年04月25日